ラドコン#7のメカニズムについて けい酸塩系表面含浸材とは・・・??

ラドコン#7 は、けい酸ナトリウム系( けい酸塩系) を主成分とする水溶性の材料です。ラドコン#7 はコンクリート中の水酸化カルシウムと化学的に反応して、ゲル状またはガラス状でコンクリート表層内に形成されます。コンクリート表層部に形成された反応物は微細な細孔を充填し、その部分にC-S-H 結晶を生成しコンクリートを緻密化することにより外部からの劣化因子などからコンクリートを保護します。

コンクリート中に形成されたラドコン#7 の防水層または保護層は長期経年においても水分が供給されると再反応しゲル状となり水分移動に伴ってコンクリート内部に再び深く浸透いたします。

施工前

コンクリート表面が乾燥した状態で、ラドコン#7を手動または電動低圧機器でスプレー塗布いたします。 ※コンクリート内部の含水率が90%程度有る場合でも施工は可能です。表面のみの乾燥となります。

施工後

ラドコン#7がコンクリート内部へ深く浸透して改質防水保護層を形成します。また、コンクリート深く浸透したラドコン#7は、長期経年においても自然環境の中で水分を適度に吸収しコンクリート内部で反応を繰返し防水保護層を内部へと広げていきます。同時にひび割れが発生した場合にもラドコン#7が形成した防水保護層にある結晶体が水に溶け遊離カルシウムと反応し、ひび割れを閉塞して止水効果を発揮します。

ラドコン#7の特性と効果

ひび割れ自己修復(追従性)

ラドコン#7 の優れた特性の中で最も注目されるところは、コンクリートのひび割れが修復できることです。 漏水や鋼材腐食、劣化因子の浸入などの原因となるひび割れは、ラドコン#7 の浸透層での反応によりひび割れを閉塞し埋めることができます。新設コンクリートに施工した場合は、2 次・3 次ひび割れの発生後、雨水の浸透によってひび割れ内部で再反応が起き「自己修復作用」で自動的にひび割れを埋めます。この作用(機能)によって自然環境の中での長期的防水効果とコンクリートの耐久性を伸ばします。

また、ひび割れ内部でラドコン#7が成長し続けいている過程においては、ひび割れ内部の止水効果も同時に得ることができます。これは、ラドコン#7の浸透層にひび割れが発生した場合、水分が供給されることで時間の経過と共にゲル化反応を起こし、ひび割れ内部を閉塞して雨水や劣化因子などの浸入を防ぎます。 ※建築構造物についての防水保証は、10年〜15年保証しております。(実績20年経過 2011.03現在)

中性化抑制・劣化防止

使用用途には2 つのパターンがあります。新設時に施工をする「予防保全」、既設時に施工を行う「事後保全」と用途は分かれております。 コンクリートのアルカリ成分は環境の作用によって絶えず浸出し続けています。この中性化現象の要因となる水、炭酸ガス、塩化物など外部からの劣化因子の浸入をラドコン#7 との反応で形成された防水保護層が防ぎ、アルカリ性を保持しまたは、再生いたします。

耐久性

ラドコン#7 は、一度施工すると、驚くほど長期にわたり持続効果をもたらします。ラドコン#7 により防水層がいったん形成されると、たとえ熱応力の高いストレスのかかる部分であってもまた、凍結温度下でも防水効果は発揮され続けます。

接着性

ラドコン#7 は、コンクリートとセメント系材料との間の接着力を約27%ほど増大させます。 コンクリート面にラドコン#7 を塗布し湿潤乾燥後、散水養生を1 回行います。約2 〜 3 時間後に補修用モルタルをコテ塗りまたは充填します。この新しいモルタルの水分(水酸化カルシウム)が引き金になって化学反応を起こしコンクリートとモルタル間の接着効果を高めます。

経年により脆弱化したコンクリートについて…

1. 経年により中性化した既設コンクリートにラドコン#7を施工した場合には、細孔がアルカリ性のけい酸ナトリウム系で充填されるため、その部分はアルカリ性を呈する。 2. 既設コンクリートの脆弱部分に施工した場合には、脆弱組織がガラス状の物質で充填された形態を呈することによって、脆弱部分全体が強化された組織となります。 ※コンクリート表層部の緻密化 3. 反応速度は緩やかであるが、C-S-H結晶を生成します。 4. 中性化したコンクリートに対し、ラドコン#7が反応材料とする水酸化カルシウムの絶対量が不足している場合は、予めカルシウム材を付与してからラドコン#7を浸透させることにより、コンクリート表層部からの改質効果が得られる。但し、コンクリート表面のポーラスな状態や強度については既存状態と同じですが、若干の表面硬度は得られます。 ※カルシウム剤を使用した施工は、メーカーが指定する施工代理店のみ取扱いしております。

ご注意!!

こんな時は販売メーカーにお問合わせ下さい。

ラドコン#7 は、コンクリート中の遊離カルシウムと反応して効果を得る製品ございます。近年使用されているコンクリートついて、ラドコン#7 のような「けい酸塩系」反応型製品の効果が得られないコンクリートや反応が非常に遅く効果が望めないコンクリート製品が増えておりますので、ラドコン#7 のご採用にあたりましては総輸入元・総販売元であります(株)ラドジャパンまでお問合わせ下さい。